日本は世界一

世界でアメリカと日本ほど対照的な国はない。

アメリカが個人プレーなら日本はチームワーク。

アメリカの憲法の第一義は所有権、日本は最低限度の文化的生活の保証。

日本は国民皆保険、アメリカは4000万人が保険なし。

日本の産業はモノ造りだが、アメリカは金融ソフト、造る者と奪う者。

アメリカは世界最大の軍事力を持ち、日本は平和憲法で武力が使えない。

日本は食糧の自給力は先進国で最低、アメリカは世界最大の農産物輸出国。

日本の政治年齢をマッカーサーは14歳と言ったが、まだ誰も14歳以上と言ってくださった大統領さんはいない。



日本は自国の安全をまったく守れない、政治力はない、競争の原理に馴染まない、語学力は先進国で最低。何時でも他国から要求されたり、強制されたりばかりで、日本はどこの国にも要求したり、強制したことがない。



でも日本が成ろうと思わないのになってしまったことがある。

それは、日本人は世界一の金持ちであること、それに日本の政府が世界一の借金王だと言う事。オバマ政権が借金し過ぎと非難されていてもまだGDPの50%に満たない。日本政府はなんと170%!

しかし債権者はほぼ100%日本人、自国民!

アメリカの債権者は50%以上他国だから、差押をされるおそれがある。

しかし日本にそれは無い。自国民が自国を差し押さえるということは、自分を指し押させるようなものだから。とにかく日本はユニークなのだ。



今国民の関心事は、自民か民主か、それとも誰でもいいのか。

国家は国民のためにあるのなら、何といわれようが国民を世界一の金持ちにしたのだから日本の歴代の政府は世界一立派な政府と言う事になる。

そんな馬鹿な、と笑うこと無かれ。事実は小説より奇なり。

それは誰が政権を取っても変わらない。

それがわかれば日本株がどんどん上がるはずなのだが。

最近ニッケイ225が上がり始めたからいいではないですか。


2009年7月27日