第842(2013年6月27日号)

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バーナンキFRB議長、私を騙そうったって無理ですね!

バーナンキFRB議長の5月22日の議会証言は、私が名付けた「対日銀しっぺ返し戦略」の一環。結果は大成功、超過剰相場のニッケイは15,900円台から一気に12,700円台まで下がったし、アメリカの輸出倍増計画に邪魔な円安も是正された。5月23日からのニッケイが大暴落したにもかかわらずニッケイと同様に連日高値更新をしていたNY株価は最高値近辺維持で下がらなかった。
その訳は簡単で、日本株の暴落に呼応してアジア株も軒並み暴落し、結果日本とアジアから資金がNYに集中したからである。世界の資金がアメリカに集中した時のアメリカの常套手段は集まった他国名義の資金をアメリカ名義にすること。何度も本誌で述べたが、バーナンキFRB議長は元よりQE3を縮小する気などさらさらない。だから6月18、19日のFOMC(日銀の金融政策決定会合に匹敵)の結果発表の記者会見で「年内」という言葉まで使って緩和縮小を示唆したのは「訳あり」だったのである。FOMC(6/18・19)の時点でバーナンキ議長は第2四半期のアメリカのGDPの速報が第1四半期の2.4%から大きく下回って1.8%(6月26日発表)になったことを知っていた。にもかかわらず3%などという超楽観的見通しを出しておいて「米経済がこのまま成長に向かえば、年内に緩和縮小もあり得る」などと述べ、大物の腹の内が読めない純情なアナリスト達をまんまと「年内緩和縮小有りき」に誘導した結果NYダウはあっという間に15,300ドル台から14,700ドル台まで2日で600ドルも下げたのである。
この600ドルが5月22日のバーナンキ議長発言からアメリカに渡った日本とアジアの資金だと思えば頷けるのではないだろうか。他国の600ドルの損はアメリカの得に代わり3時になると600ドルの名義がアメリカに変わる。5月23日からの暴落のおかげで参院選直前の暴落は無くなったばかりか選挙直前のニッケイは上昇気流に乗っているので安倍自民は大勝間違い無し。安倍首相はバーナンキ議長に感謝しなくてはならないのだが、実はそれほどでもない。
アメリカが何故安倍内閣に衆参両院のコントロールを望むかは「小冊子」(Vol.47)で解説しているが、要は小泉内閣のようにアメリカの対日要望が「鶴の一声」で国会通過すればいいのだ。安倍首相にも同じことを期待するのは当然である。
ではバーナンキ議長は他国の資金を我が物にしたら次はどうするのか? 
これも常套手段だが、今度は「第2四半期のGDPがこんな状態でどうして緩和縮小が出来ますか」と言って、「緩和縮小年内無し」でNY株を上げながら世界の資金を呼び込むに決まっている。
バーナンキ議長も私の目はごまかせません!私の目は常にバーナンキ議長を操っている勢力の方を向いているから。だから何時も私は「変わったこと」を言うのかも知れませんね。変わった事ばかりを詳しく述べているのが今回の「小冊子」(Vol.47)です。予定より発送が遅れたのは北アイルランドでG8(6月17−18日)が開かれた際バーナンキ議長の上を行く「大物」に会って「確かめたいこと」があったから。「来週NY金は1,240ドルになる」と言いながら欧州内部極秘情報も話してくれた。4月18日の20カ国財務大臣・中銀行総裁会議に何故肝心なアメリカのバーナンキFRB議長が欠席したのか、その日本に関係ある理由も教えてもらった。
実は今回中国人民銀行が今潰そうとしている「シャド−バンキング」(闇の金融機関)について述べる予定であったが、私の知人の中国国務院の「大物」から明日情報が入るのでそれからにした。とにかく中国で「とんでもないこと」が起きようとしていることだけは確か。来週月曜日7月1日に本誌でお伝えします。




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