「小冊子」(Vol.71)本日入稿
(以前の発表内容と異なります)
「世界通貨戦争特集」と銘打って下記の項目に分けて解説する。
はじめに:本物から偽経済へ
ブレトンウッズ体制(1944年)後のドル基軸と金本位制が1971年8月15日のニクソン・ショックで崩壊し、ペーパーマネー乱発時代に突入、ドルはペトロダラー(中東原油決済通貨をドルにする)でドル基軸を維持しながら今日のペーパーマネー・バブル時代に至っている様を描き、白川日銀総裁から代わった黒田総裁はGDP比でFRBの3倍の緩和をしたが物価ターゲットは夢の夢。
何のための、誰のための異次元金融緩和かわかっているのか。
第一章:FRBの利上げの真の狙い
発表されているアメリカ経済のファンダメンタルズは粉飾、バブル景気で景況感を煽っているだけで、実際のデータは不況時のまま。それを百も承知のFRBは何故利上げ(引き締め)をするのか。FRBの隠された緩和と利上げの本音やいかん。
第二章:アメリカのドル防衛は国防
私の友人はCIA、NSA(国家安全保障局)、ペンタゴン(国防総省)の金融関係の戦略顧問。アメリカの安全保障機関(大御所と呼ぶ)は核戦争より通貨戦争に重きを置いている。大御所とFRBとの提携プレーの様を描いた。
第三章:イラン核関連合意に潜む思惑
本合意で中東が平和になるといわれるがはたしてそうか。
アメリカ議会は本合意を批准しない可能性が高く、アメリカの対イラン制裁は続く。そうなるとイラン原油決済通貨、イラン資源開発投資等の決済通貨はドル以外になる。何故米議会はドル防衛に反する決議をするのか、そしてその結果は。
第四章:IMF改革は何をもたらすのか
IMF(国際通貨基金)のSDR(特別引出権)準備通貨への人民元採用を巡って国際世論(G20)、IMF内部の混乱とIMF勧告に従って為替管理方式を中間値方式(より市場化、より透明性)への変更(8月11日)を人民元の切り下げと騒ぐ愚かさ。ドル安・円高、暴落目前!損時期が決まった!
第五章:10月までの相場の変化
何が上がって、何が下がるか。気が遠くなる儲け方もある!
終わりに:増田俊男の日中同盟の夢
若き日、田中角栄先生に仕えて知った先生の悲願と無念さ、CIAによる殺害。
アメリカが操る日中対立。
どうすればいいのか日本。
最も複雑な時代を一刀両断!
ご期待ください。
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