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1192号(2017年09月05日号) | |||||
北朝鮮は世界No.1政治国家 北朝鮮は第6回目の核実験を建国記念日9月9日に実行する予定であったが二つの理由で9月3日(日曜)に変更した。 第一は、中国の福建省アモイ市でBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)首脳会議が同日(3日)から開かれることになっていた。 第二は、8月23日に韓国が蹴って決裂した米韓自由貿易協定見直し(アメリカの貿易赤字削減)交渉が今週から再開される予定であること。 習近平は10月18日の党大会を前にしてBRICs首脳会議で躍進を続ける新興国の代表として内外に名声を高めようとしていた。しかし開催前に行われた北朝鮮の核実験でキーノートスピーカー習近平の演説は世界に届かなかった。BRICs首脳会議開幕の数時間前、北の核実験について聞かれた習近平はノーコメント、習近平の意図は北朝鮮によって外された。 一方北朝鮮の核実験で韓国の文大統領はトランプと電話会談、米軍の韓国撤退をほのめかしていたトランプにすがらざるを得なくなり、米韓自由貿易協定でアメリカの主張に従わざるを得なくなった。(「カネより命のほうが大事」が韓国世論となってきたから) 中国の対北朝鮮政策はDouble Suspension(米韓の対北運時演習を止めさせ、一方北に軍事威嚇エスカレートを止めさせる)である。 CIAはアジアにおける軍事エスカレートを望み、金正恩は何時ものようにCIAに従い、トランプの望む通り習近平のメンツとDouble suspension政策を潰し、来る中国共産党中央党大会における習近平の「外交政策の成果」を葬り去った。 金正恩のトランプとCIAへの政治的配慮は完璧で、安倍首相が進める次期防衛整備計画まで気を使っている。(北朝鮮の脅威なしに次期防衛整備計画なし) 何時ものことながら、ここまですれば金正恩の「貰い」は大きい。 一発30億円程度のミサイル発射代金など物の数ではない。 9月9日(北朝鮮建国記念日)にはさらにトランプを喜ばすことになる! 増田俊男の「時事直言」協賛金のお願い! 現在、増田俊男「時事直言」協賛金受付中です。 サポーターの皆様には人生に、またお仕事にお役に立てて頂きたい特別レポート(FAX又はメール配信予定)を贈呈します。★第1弾:2口以上、第2弾・第3弾:全員 1口¥3,000-。お問合わせ、お申込みについてはマスダ U.S. リサーチジャパン株式会社(HP:www.chokugen.com )まで。 ★先行受付中! 増田俊男の小冊子『歴史の終わりと始まり‐中期(3年間)保存版』(Vol.92) お申込み、詳細はこちらをご覧下さい。 |
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