第472  (2008年06月18日号)

増田俊男事務局 http://chokugen.com
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Sector Snap:
Solar stocks up on buoyant demand

これは6月16日Yahoo Financeに出たトピックスである。今後リセッションが続く米経済の中でSolar産業だけは明るい見通しであるとして、もっとも有望とされる12社の企業名が書かれていた。その中に先般発表したテープ・CD、「夏相場生みの苦しみ」の付録として情報提供したソーラー企業名があった。また6月17日、CNBCの株式放送番組に登場したボストンの有名アナリストが、ソーラー産業の将来を語りながら、ずばり付録の企業名会社一社だけを挙げて推薦した。私が情報提供したソーラー会社がこんなに市場で注目されることになるとは思ってもいなかった。正直「よかった」と思っている。

現在の株価は20ドル前後だが、会社がNSEボード(ニュース欄)に発表している1年後の株価ターゲットは$238.41(成長率、配当等から算出)。ご自分で情報を収集して検討されてはいかがか。また今後もこうした「特ダネ」があったらお知らせしよう。

ところで、以前に本誌で、「NYが下がってもニッケイが上がるようになったら日本株の本格的上昇期になる」と述べたことを思い出していただきたい。

最近しばしばこうした現象が起きているが、まだ本格的ではない。何度も述べるように、本格的上げ相場は8月からという私の予想を変えなくてはならないようなことは今のところ起こっていない。

今日の相場について言うなら、要するに、「上げたら売って利益確定、買いは慎重」を原則にすべきと思う。

今は「夏相場、生みの苦しみ」とも、「最後のあがき」とも言える相場である。「君子危うきに近寄らず」。


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発信者 : 増田俊男
(時事評論家、国際金融スペシャリスト)