今年は新日本元年!
今受付中の「増田俊男の新年大講演」で、声を大にして力説したことがあります。それは、@アメリカの「仮需要の実需転換」であり、A同じくアメリカの「所得格差是正政策が起こしたバブルとバブル崩壊のサイクル」についてです。
また、Bやがて日本は政府の政治・経済戦略がいかに欠如しようとも自然に浮上し世界の盟主に押し上げられようとしている「兆し」についても述べました。
アメリカは「オバマ・マジック」で見事に仮需要を実需に演出しました。
その結果、今アメリカ経済は不況を脱却して本格的好況に向かおうとしています。
労働組合をバックに大統領に当選したオバマ大統領はアメリカの富の80%を所有する数パーセントの超富裕層ではなく、前ブッシュ政権によって一層拡大した低所得者層への所得と信用の拡大、富の再配分を目指しました。
医療保険改革(国民皆保険化)はその代表的政策です。差押え競売で家を失いかけている低所得者のための予算を計上し金融機関に供給し救済を続けています。その結果、中古住宅価格が新築住宅価格に接近してくるなど競売物件数が大幅に減少してきたことがわかります。消費が急増してきたことと、アメリカの住宅価格が底を打って上昇に転じてきたことは景気が完全に回復したことの証明です。
Cヨーロッパ経済の後退について述べました。
EU(ヨーロッパ・ユニオン)の通貨統合が財政問題の癌であるとし、ヨーロッパ経済活性化の道はEU憲法の規制緩和と通貨の自由化以外にないと述べました。
2014年をEU諸国が再び財政危機に陥る年であると予測し、ちょうど頂点に達しているアメリカ経済バブルが崩壊することについては特に詳しく述べました。
日本経済が「他力本願」でいかに好況の波に乗るか是非私の生の声から知って欲しいと思います。
経済だけではなく、今後アメリカを中心とした先進国と中国をはじめとする新興国との間のConflicts(利害対立)が世界政治を不安定化し、また混迷化して行く中で世界の平和を願う人々が天皇の国日本に注目し始めます。
世界中の人々に推されて日本が世界の盟主になる時はそう遠くないのです。
本年を新日本元年として自信と責任を心に秘めて希望に満ちた人生を歩もうではありませんか。
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