アメリカ経済過熱化寸前!
中国からの投資グループ第二陣が旧正月休みをかねてハワイに来た。
総勢15名のグループなのでサービスが大変だった。
1988年から1991年にかけて私は日本のバブル紳士の皆様のハワイ不動産投資のお手伝いをして一時はトップ・セールスマンとなったこともあった。
今回の訪問客は上海市場の上場会社を含めいずれも中国のトップクラスの不動産投資会社である。
1月18日の胡錦濤主席とオバマ大統領との首脳会談を前にして中国政府は1月13日人民元の海外投資を無制限解禁した。
おかげでハワイの不動産投資のための送金が簡素化かつスピードアップされることになった。
北京・ホノルル間の直行便も先週から週2便チャ―ター便が開設された。
やがて毎日レギュラー便が飛ぶようになるだろう。
地元新聞社の調査によると中国人観光客がハワイに落とす金額は平均3万ドルという驚異的額である。
今度はいよいよ中国のバブル紳士達がハワイを買い占めようと押し寄せてくる。
私の感触では中国投資家はかつての日本のバブル紳士達とは資金量の桁が違う。
アメリカは借金(国債)を中国に買ってもらっているが、いよいよ不動産を買ってもらう時が来たようだ。
アメリカの不動産価格さえ上がれば消費が伸び経済成長が加速しアメリカ経済は好況に向かうことになる。
ハワイにいるとアメリカが中国におんぶに抱っこであることがよくわかる。
高級レストラン、スーパー、高速道路、ブランド・ショップはいまだかつて見たことなのないごった返しぶりである。
これではアメリカの株もドルも下がる訳がない!
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