今、「産みの苦しみ」!
世界市場は連日乱高下を繰り返しながら「二番底」を探っているように見える。
これほど長期にわたった市場の混乱は歴史上無かったことである。
今は世界政治、経済不明瞭、不確実時代と言っても過言ではない。
政治、経済そしてビジネス、人生がこれほど不安に満ちた時代は無かった。
世界は道先を照らす灯を失ったようだ。
歴史を振り返ると混乱の時代には必ず女性の首相や大統領が登場している。
今やヨーロッパに南米にアジアに続々と女性リーダーが誕生している。
政治・経済の混迷はアメリカ、ヨーロッパ、中南米、アフリカ、中東、アジアに満ち満ちている。
それは2007年末からの世界大信用不安(Credit Crunch)を皮切りにアメリカの投資銀行破綻(リーマン・ブラザーズ)と本年8月の米債務不履行危機、南欧諸国のデフォルト(国債不履行)危機とユーロ体制崩壊危機等、「危機」の連鎖に象徴されている。
諸々の危機の原因の「葉」を見ず「森」を見続けてきた私は、今人類が大きな歴史的転換期を迎えようとしていることを知った。
これから人類は全く過去と異なる歴史の第一歩を踏み出そうとしている。
2011−2012年は100年後の世界史の教科書に「人類史第二幕元年」と記されるだろう。
私たちは価値あるこの世に生を受けていることを神に感謝しなくてはならない。
|