2013年は政治(虚偽)で世界が動く年!
、、とは私が常日頃言い続けてきたこと。
2013年から世界経済、特にアメリカ経済と欧州経済が経済・金融政策だけではどうにもならなくなることが分かっていたからである。「押しても駄目なら引いてみろ」というが、欧米経済は押しても引いてもどうにもならなくなっている。
「財政の崖が超せたら2013年のアメリカ経済は明るくなる」とはバーナンキFRB(連邦準備理事会)議長の議会証言だが、2011年度の国債上限切り上げ分$2.4
trillion(約200兆円)の財源と目先の2012年度財政赤字$1.1 trillion(約90兆円)やGDP(国内総生産)100%以上に膨れ上がった$15.96
trillion(約1,300兆円)の累積赤字問題を議会とホワイト・ハウスがどう解決するかに世界と市場の関心が集中している。かつて日本の財務省が当時の野党民主党にリークした「国民年金証書5,000万件紛失事件」で国を挙げての大騒動になったが、アメリカの財政の崖騒動も煽っているのはFRBで狙っていることは日本の財務省と同じである。日本の場合、年金支払いの証拠を提出出来たのはほんの僅かで5,000万件には到底及ばないことは当初から分かっていた。これで政府は国民に何百兆円もの年金支払い義務(債務)を免れた(消した)のである。ではアメリカは財政の崖に市場と世界を注目させて一体いくら責任を免れようとしているのだろうか。今、私は調査中だが2012年4月現在、医療保険預かり金で42.8
trillion(約3,500兆円)、国民年金で$20.5 trillion(約1,680兆円)免れようとしている。何とGDPの4倍(400%)である。さすがにアメリカは日本に比べてやることは大胆である。本年10月末までについては12月いっぱい調査を続けなくてはならない。2013年早々には恐るべき「特別レポート」として発表する予定である。
いくら私が「真実」を発表しても市場や世界の99.99%はテレビや新聞の情報に頼っているので「虚偽」を信じることになる。この世の中は「信じたモノが真実」であり、必ずしも「事実が真実」ではない。しかし「誰が、何のため」に政府をどのように虚偽に誘導しているかを知れば「市場と政治の先行」を知ることが出来る。それは間違いなく知る者の役に立つと信じている。
下記は本日の「ここ一番!」(有料誌)の付記である。
今回の本文の内容は金(ゴールド)の100%確実な投資指南であるが、読者以外に明らかにしたのでは購読料をお払い下さっている皆様に怒られるので本誌には付記だけ書くことにした。
、、ところで、今アメリカの財務諸表に発表されていないと言うより、発表出来ない驚くべき「隠れ債務」と米連銀(中央銀行)の「ゴールド保有の陰謀」を調べているので近く恐るべき「特別レポート」としてお知らせしようと思っている。このレポートは、読者が知って活用している内はいいが、もし世界が知ることになったら危険である。なぜなら、アメリカの存否に関わることだから。
*前IMFの専務理事であったドミニク・ストラウス・カーン氏が2011年5月15日に滞在先のニューヨークのホテル(ソフィテル・ホテル)でメイドに対する性的暴行容疑で逮捕された事件は、被害者メイドの証言のほとんどが虚偽であったことから陰謀説が有力である。カーン氏は翌年(2012年)のフランス大統領選でサルコジ大統領(当時)の対抗馬として当選が確実視されていた。
実は氏の逮捕も陰謀説もフランス大統領選に関わりはない。そうではなく、カーン氏は私の「特別レポート」で述べることにしている内容の一部を(アルコールの勢いで)ある公式の場で口にしてしまったのである。従って「特別レポート」は私にとっても危険であるが、日本の皆様のためになることは確実なので私は覚悟を決めている。
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