安倍自民が参院選で過半数を獲得すれば政治・経済でJapan No.1!
*「小冊子」(Vol.44)の発送が遅れましたことをお詫びいたします。
「シェールガス特集」を新たに加え、シェールガス革命が世界経済と政治を一変することについて多くのページを割きました。
2011年3月11日に東日本大震災で東電福島第一原発が破壊され、日本全国の原発が運行停止状態に追い込まれた。その為電力を火力発電に依存しなくてはならなくなり電力各社はLNG(液化天然ガス)の緊急輸入の止むなきとなった。
日本の災害の映像が全世界に流れ多くの国と国民から同情と支援が寄せられた。
この緊急時に民主党政権は八方に手を尽くし天然ガス供給を求めたが思うようにいかず野田前首相は2012年12月4日米首脳会談でオバマ大統領にLNGの供給を強く要請した。シェールガスを中心とした天然ガスはアメリカにとって戦略物資である為と日本に大量輸出すると国内価格が上昇し米国産業にプラスにならないので上手に拒否された。「同情するならガスよこせ」は通用しなかったのである。それどころか日本は足元を見られジャパン・プレミアムという日本だけに適用される価格で、アメリカのBTU(British Thermal Unit=英国式熱量単位で1ポンドの水を華氏1度上げるのに必要な温度)価格2ドルに対して16ドル、何とアメリカの800%も高い価格を払わされた。その結果2011年のLNGの総輸入代金は3兆5,000億円だったのに対して2012年は5兆4,000億円となり約2兆円LNGの輸入代金が増えた。2012年の貿易赤字が1兆6,294億円で史上最大の赤字となったのはLNGの輸入代金が最大の原因であった。
アメリカが日本にLNGをくれなかった唯一の原因は民主党政権にある。
(この件は今回の「小冊子」Vol.44に詳しく述べている)
鳩山元首相は「アメリカからの隷属から脱する」とか「普天間基地の海外移転」など日本を取り巻く軍事情勢の現実からすれば理想を通り越して空想のような事を公言したのだから、オバマ大統領としては何も犠牲を被ってまで野田首相の顔を立てることはなかったのである。本年2月22日安倍・オバマ首脳会談がワシントンで開かれ安倍首相は野田前首相と同じくLNGの対日輸出許可を強く求めた。オバマ大統領は安倍首相から要望があることを事前に知っていたのでアメリカの世論の反対を未然に防ぐため、日米首脳会談前に米エネルギー省に「天然ガスの輸出はむしろ国益にプラスである」と発表させていた。
当然安倍首相の要請に対して「出来る限りのことをする」と確約したのである。
これでかねてから申請して許可待ちの、中部電力・大阪ガスプロジェクト(テキサス)、住友商事・東京ガスプロジェクト(メリ―ランド)、三井物産・三菱商事共同プロジェクト(ルイジアナ)は許可されるだろう。
そうなれば日本のLNG総輸入高の20%に当たる1,470万トンのLNGがアメリカから輸入されることになり電力コストが下がるばかりか貿易赤字は黒字に転換する。我々有権者は民主党と自民党、特に安倍首相の実力に注目すべきである。同じ首相であっても一人は史上最大の赤字を出しさらに電力料金値上げをし、一人は貿易黒字と電力料金値下げをする。有権者はご自分の会社と家計にとってありがたい首相と政権だけを選べば良いのではないか。
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