増田俊男の全知全能の「小冊子」Vol.55執筆開始
友人の中国国務院の重鎮Y氏と南カリフォルニア大の政治学部教授K氏(中国きってのインテリで次期上海市長に嘱望されている)との会合のためL.A.に向かっています。WSSシステムのメンバーの皆様にはお伝えしましたが、中国の経済政策に最も大きな影響力を持つ北京大学の金融・経済戦略部教授Mr. Michael Pettis氏とも近々北京で会う予定になっています。
私がここにきて中国の政治・経済を重視するのには理由があります。
長い西洋中心の人類の歴史が今東洋中心へ移ろうとしているからです。
元々「光は東から昇った」のに、「人間の欲」が人類に「光が西から昇る」かの如き錯覚を与えてきたのです。欲は長期にわたると慢性化し「欲の力が褪せる」。
欲が力を失うと人間は錯覚から目覚め「光が西から昇る」のは間違いではないかと思い始める。「光が東から昇る」のなら、大事な有価証券・現金・その他資産を「東」へ移動すべきだと考えるのが当然の成り行きです。
と言うわけで今私がすべきことは、東の世界の地殻変動の源となっている中国の運命を探索することであると信じています。
そこで「地響きを立てて変動している中国」を徹底的に研究すると共に、かつて世界の犠牲のもとに世界に君臨した大英帝国が王座を下り、世界の一自律国家になったように、アメリカも又「世界のアメリカからアメリカの為のアメリカに」代わろうとしています。
すでに「支配するアメリカの終焉」を見越して「新大陸アメリカの再植民地化」を目指してかつての「世界の宗主国欧州勢」が動き出しました。
マレーシア航空機のミステリーもウクライナ政変・クリミアのロシア帰属問題も又大地殻変動の小さなマグマでしかないのです。
「Mr. Masuda、君は地政学的政治、経済そして哲学、思想等文化に於いてもその洞察力と直感力は抜群だ」と、「マスダ-サン、マスダさんを騙すと手が後ろに回るが、全世界を騙せば、犯罪どころかノーベル賞までもらえる」と嘘ぶいていた欧州貴族の一員から言われましたが、お褒めの言葉かどうかは別にして、今回の「小冊子」Vol.55は私の全知全能傾倒で皆様にお届けするつもりです。
※消費税増税に伴い小冊子Vol.55お申込みつきましては3月31日までにお申込み頂いたものは消費税5%で対応致します。4月1日より消費税8%での料金となります。
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