FRBのNYダウ暴落戦略
現在発売中の「小冊子」(Vol.60)で、「何故FRBはNYダウ暴落を仕掛けるのか」について二つの理由を述べている。
私は、NYダウ暴落は10月末あたりと述べてきたが、今米中間選挙(11月4日)の前にするか後にするかについて10月15日(NY時間)に「ある会合」で検討することになった。
今回の中間選挙で米下院全議席435改選、上院改選議席36(定数100)が争われるが、下院は現在共和党が過半数を制しているが改選でさらに議席を増やし、上院は改選後現在の議席48を最低でも52に伸ばすことが確実になっている。
共和党はオバマ大統領の財政、金融政策にことごとく反対してきた。
無法図な金融緩和と福祉、国民皆保険(ObamaCare)優先、軍事予算削減の財政支出政策に猛反対であった。
中間選挙の結果共和党が両院で過半数を獲得すると当然のことながらアメリカの財政、金融政策の方向が大きく変わる。
私は共和党支援のシンクタンクと軍産複合体のロビイストに籍を置いているのでこれからワシントンD.C.とNYでさらに忙しくなる。
何時、どのような形でNY市場を暴落に導くかは今やアメリカの国益にとって最重要であると同時に(小冊子Vol.60で述べているように)アメリカ最大の「相手国」である中国の政治・経済に対する先制攻撃でもある。
本日の「ここ一番!」で読者にお約束した通り、NY暴落情報は現地から市場に先駆けて読者の皆様に発信することになっている。
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