第951号(2014年12月2日号)

増田俊男事務所 http://chokugen.com
携帯サイト http://mobile.chokugen.com/

いよいよ総選挙の火ぶたが切って落とされた

今回の選挙はもとより「理由なき選挙」だから安倍総理は「過半数目標」などと「控え目ムード」に徹している。米中の「新しい大国関係」が両国で確認され、アジア・太平洋地域の安全と秩序に中国覇権の比重が大きくなることが決まった為日米安保の見直しは必至。日本としては、集団自衛権はもとより憲法改正の準備を急がなくてはならなくなった。そんなことを国民に悟られたら大変だから、安倍総理は「静かに、静かに」である。

東証株価の方も自民党の為に日銀と世界最大ファンドGPIF(年金運用資金)の協力で選挙中は高値維持。ムーディーの日本国債格下げ(Aa3からA1)による外人売りで株価が下がればすぐさま買い上げている。
これほど露骨な日銀とGPIFの一政権の為の選挙運動は見たことがない。
ニッケイに関する限り、選挙が終わる12月14日まで株価は上がっても下がることはない。恐ろしいのは12月15日から後。
日銀の円安政策で株価が上がるのは円の価値が下がるから円で表示される株価が上がっているのであって需給で上がっているのではない。
このことを忘れてはならない。それは丁度ドル高になればドルで表示される金(ゴールド)価格が下がるのと同じで金価格が今下がっているのは需給によるものではない。追加緩和で通貨量が増えれば円の価値が下がり金利が上がるのが市場原理だが、緩和資金で銀行から国債を買って国債利回りを下げ(金利を下げ)、銀行を通して市場に資金を入れるやり方は市場原理に反する価格操作である。FRBは緩和政策(価格操作)を止めて正常化することを決めたが、日銀は追加緩和(市場操作)で他の先進国を通貨安競争(市場操作競争)に誘導している。緩和政策は本来期間限定、さもなくば中央銀行そのもの信用が失墜する。
日銀はやがてFRBの後を追って緩和縮小、出口に向かわざるを得ない。
その時の悲劇No.1はGDP比FRBの三倍以上という異常緩和に追いやられた日銀に毒された日本経済である。
市場原理に反する資金が大きいほど、またその期間が長いほど、その悲劇は大きい。最早日本経済の悲劇は避けられなくなった。

私の健康の秘訣

今から3年ほど前だったと思いますが、私の勉強会に参加された石川昌弘さんが「先生が元気なのはわかっていますが、もっともっと元気になっていただきたいと思い、私が中国ウイグル地区の天山山脈の麓で長年丹精込めて造りあげた蜂蜜を試していただきたいと思い持参いたしました」と言って「森羅万象」(現在名)一瓶を頂戴しました。それ以来言われる通り朝昼晩一匙ずつ食しています。勉強会で私が5時間ぶっ続けで話した後でも元気溌剌、月‐金曜のラジオ放送のリスナー、またインターネット・セミナーの視聴者も私の抜群の元気さを御存じだと思います。
実は私の元気と健康の秘訣は石川さんが精魂込めて作った「森羅万象」です。
「森羅万象」は貴重品で値引きして提供するようなものではありませんが、特別に「時事直言」の読者の皆様に12月19日までの限定で5%割引でご提供下さるとのことになりました。
私のホームページ、www.chokugen.comで「驚きの蜂蜜 森羅万象」にアクセスして下さい。
またファックス:03-3955-6466で資料と注文書を請求して下さい。
「健康第一」!

●小冊子Vol.62の発送開始は12月5日頃に変更となりますのでご了承ください。

★増田俊男の「時事直言」協力金受付を開始いたしました。 詳細・お申込みはこちら




増田俊男への講演依頼 受付中!
増田俊男事務所は依頼講演を承っています。
国際市場経済、政治、経営戦略等多岐にわたる「目からウロコ」の内容です。
お問合せは、増田俊男事務所(03-3955-6686)まで


増田俊男のラジオ放送、大好評放送中!
増田俊男の「逆手で勝つ!」〜日本復興のために〜(ラヂオもりおか)
月〜金曜日 午前8:20〜8:29
*インターネット生放送(サイマルラジオ)は下記URLから「ラヂオもりおか」をお選び下さい。毎日生放送でお聞き頂けます。http://www.simulradio.jp/
*ストリーミング放送は下記URLから1週間分をお聞き頂けます。
http://radiomorioka.co.jp/streaming/sakate_katsu/ (毎週土曜日更新)


前へ 平成26年度 次号へ
株式会社増田俊男事務所
FAX:03-3955-6466
e-mail : info@chokugen.com