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1178号(2017年07月12日号) | |||||
トランプ・ジュニア(長男)のお芝居は大成功 いわゆるロシア・ゲート(トランプ・クリントン大統領選中のロシアとトランプ陣営との関わり)についてFBIと議会が調査している最中にトランプ・ジュニア(大統領長男)はロシアのエージェントからヒラリー・クリントン候補の犯罪情報を提供すると言われトランプ陣営の幹部と共に接触したことが明らかになり、長男は進んでことの経緯を説明するメールを公表した。そのためアメリカ中が大騒ぎでメディアは関連報道を四六時中続けている。ロシアがアメリカの大統領選でトランプを有利にするために民主党選挙本部にハッカー攻撃を仕掛けたと民主党は主張してきたが、先のG20での米ロ首脳会談でプーチン大統領はロシアの関わりをきっぱり否定した。ところが時を同じくして、こともあろうにトランプ・ジュニアがクリントン落しの為に経済制裁中のロシアと接触したと言うのだから民主党は鬼の首を取ったようにトランプを攻めまくっている。 トランプ・ジュニアはクリントン関連の情報は物的証拠もなく取るに足らない「ガセネタ」で期待外れであったと述べているが、実際トランプ大統領がヒラリーの犯罪情報を2016年6月の時点で得たことは確実。「私が大統領になったらヒラリーを刑務所に入れて見せる」と言ったのはヒラリーのメール公私混同問題を言っていたのではない。 ロシア国営企業で原発総合企業であるロスアトムは2013年世界のウラン生産量の27%を占めるカサフスタン鉱山の利権を持つウラニウム・ワンを買収、「世界原子力市場の支配」を目指すことになった。その為にカナダ最大のウラニューム採掘企業の買収に乗り出したが、カナダの同盟国アメリカが反対する可能性があった。そこでヒラリー国務長官はプーチン大統領からモスクワに招待され、手厚いもてなしを受けウラニウム・ワンのカナダ企業買収に反対しない約束を取り交わした。その時点でクリントン財団は3千万ドル(30億円)の寄付金を迂回した形でウラニウム・ワンから受けた)さらにウラニューム世界支配を目指すロスアトムはウラニウム・ワンを使ってアメリカのウラン生産25%のWily Creek社の買収に乗り出したがさすがに共和党から反対があったが、ヒラリー国務長官の国務省が許可したので買収は成功した。(その時点でクリントン財団は億万ドル単位(数百億円)の寄付を得た。これにとどまらず、ユタ州、ワイオミング州、テキサス州等々のウラニューム企業がウラニウム・ワンに買収された。 ウラニウム・ワンの役員にも株主もロシア人はいないが、裏書きされた株券はロシア国営企業ロスアトムにあるという情報はプーチンの手からトランプに渡っている。この証拠でヒラリーもビル・クリントンも生涯牢獄暮らしとなる。 トランプのあらゆる政策は議会で身内共和党の一部と民主党の反対で頓挫している。トランプ・ジュニアが「ロシア情報はとるに足らない話だった」と言えば言うほど背筋が凍るのはロシアの原子力独占の為アメリカを売ったクリントン夫妻とこれに協力した民主党。「民主党の者共、俺の法案にめくら番を押せ!」、「さもなくば死んでいただきましょう!」、、、これが今回トランプ・ジュニアが仕掛けた罠。忘れてはいけないことは、一体トランプは誰にコントロールされているのか?決まっているでしょう、トランプより頭のいいプーチンですよ! 「そう言うマスダさんはもっと頭がいいのでは?」。 私の答え「そんなことはありませんよ」。 *時事直言の為の協賛金ご協力者へ贈る特別レポート第二弾「ジム・リカード氏の世界経済達観」は1口の皆様も含め本日全員に発信いたしました。 お申込みはこちら 増田俊男の「時事直言」協賛金のお願い! 現在、増田俊男「時事直言」協賛金受付中です。 サポーターの皆様には人生に、またお仕事にお役に立てて頂きたい特別レポート(FAX又はメール配信予定)を贈呈します。★第1弾(6/30配信)・2口以上、第2弾・全員 1口¥3,000-。お問合わせ、お申込みについてはマスダ U.S. リサーチジャパン株式会社(HP:www.chokugen.com )まで。 ★残数わずか! 増田俊男の小冊子『大変動する世界の緊急報告』(Vol.90) お申込み、詳細はこちらをご覧下さい。 |
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