|
|||||
|
|||||
前号へ 次号へ 平成31年度一覧 |
|||||
1318号(2019年4月15日号) | |||||
トランプの巧妙なIRGC(イラン革命防衛隊)テロ組織認定 ネタニヤフ首相(イスラエル)再選を問う選挙投票日4月9日の前日8日トランプはIRGCを国際テロ組織に指定したが、イランは直ちに報復措置として米軍をテロ組織に指定した。これによって中東での、特にイラク駐留米軍とIRGC傘下のイラン民兵とがキナ臭くなってきた。 トランプによるイスラエル不倶戴天の敵イランの軍隊テロ組織指定、イスラエルがシリアから奪ったゴラン高原のイスラエル主権認定(3/21)、ヨルダン川西岸併合支持(4/7)によってネタニヤフが再選されたと言っても過言ではない。中東のみならず、世界からの米軍撤退を進めているトランプを政権の座から降ろす為、ありとあらゆる策謀に余念のない軍産複合体(現行勢力)は、トランプの今回のIRGCテロ指定は中東における軍事緊張を高め現行米軍駐留のみならず増強さえ求められる事態だと考え歓迎した。 イラクでは米軍とイラン傘下のイラン民兵は実際に一触即発状態になってきた。 実はイラクのマリキ首相は2月に「IS撲滅については米軍に感謝するが、我が国が他国(イラン)に打撃を加える為の紛争地や拠点になることには断固として反対する」と米軍の撤退を強く求めた為、米議会はイラク在留米顧問団の引き揚げを検討することになっている。 IRGCテロ組織指定のタイミングをイスラエルの首相選挙の前日に合わせたこと以外に実はトランプの敵(軍産)を「喜ばせて泣かせる」策が秘められていた。 IRGCテロ組織指定のタイミングには選挙以外に他に理由があったのである。 米軍とイラン民兵が戦闘準備に入ると、米軍は制服だからイラン民兵は何処からでも狙い撃ちが出来る。一方米兵には誰がイラン民兵か見分けがつかない。 レストランの米兵のテーブルの隣にイラン民兵がいるかも知れない。 トランプのIRGCテロ宣言でイラクの米兵は「浮足立っている」し、米顧問団は帰国の準備を急ぐことになった。トランプはIRGCテロ宣言の結果が出る前に急いで軍産に歓迎声明を出させる必要があり、それに乗せられたのが軍産だった。 イランもIRGCテロ宣言のおかげで米軍に脅しをかけて中東から追い出すことが出来、トランプと共に乾杯をしたいところ。 泣きを見たのはトランプとイランの敵(軍産)である。 「小冊子」Vol. 107を読めば、こうしたエリート流の読みが出来るようになる。 ※小冊子Vol.107は申込み多数のため増刷決定!増刷分発送開始は、4/19予定。 しばらくお待ちください。 ※小冊子Vol.107は申込み多数のため増刷決定!増刷分発送開始は、4/19予定。 しばらくお待ちください。 ★小冊子Vol.107、増刷決定!4/19発送予定! 増田俊男の「目からうろこのインターネットセミナー」」好評配信中! 1ヶ月わずか約¥1,000!ご契約は1年単位になります 視聴契約期間はお申込み翌月より12ヶ月となりますのでお申込み月は申込日以降の動画を無料でご視聴頂けます。1か月の平均配信回数は4〜6回(1回10〜13分程度)になります。無料の動画もありますのでご視聴の確認も含めて一度ご確認ください。視聴サイトはこちら お申込みはマスダ U.S. リサーチジャパン株式会社(HP:www.chokugen.com )まで。 |
|||||
マスダU.S.リサーチジャパン株式会社 FAX:03-3956-1313 e-mail : info@chokugen.com |