第530号(2009年06月16日号)

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Turning point

私は今週月曜日発信の「ここ一番!」で、「最後の週(売りのチャンス)が一週間遅れたことと、推薦株の売り指令は間違っていなかったことを述べました。
 月曜の時点ではドルは98円台で高かったが、ドル下落と金の上昇は当然のことと述べ、プロは金買い(ドル売り)のチャンスと述べましたが、アドバイスに従った方はお喜びのことと思います。


 私の情報は「ここ一番!」がどうしても先になってしまい、「時事直言」は若干ですがその後になってしまうのはご理解願いたいと思います。


 さて、ここで本年年初からのNY株価の動きをおさらいしてみましょう。
 2008年9月AIG問題が発生し金融不安が再燃しましたが、公的資金援助で救済に成功したことから楽観論が台頭し、クリスマスからNY株価は一気に上昇に転じ、本年1月6日には9175ドルの最高値を付けました。その後悲観論が場を制し株価は急速に下げ、(私が買い指令を出した)3月9日に最安値6400ドル台にまで急落しました。ところが翌10日から株価は上昇に転じ、私が「ここ一番!」の読者に最後の売り場と指摘した先々週から先週まで上げ続けました。
 3月9日からの上げの特色は売買ボリュームが減少する過程での急騰でした。
 つまり細く、弱くなっていく足で急な坂を駆け上ったと言う事です。There is no bliss in ignorance(無知に幸運は巡ってこない)と言われる通り、投資の原則はムード(楽観・悲観論)に振り回されず、信じるべき事実を知ることに尽きます。


 前回の「ここ一番!」で金相場についても触れ、アメリカが戦争をせず、超大予算と超大負債にどう対応できるかは金相場と他の商品市場にどう対処するかにかかっていると述べました。私は明日(アメリカ時間16日)からワシントンDCに飛びオバマ政権の経済アドバイザーにまで出世した私の友人と会います。
 情報をもらうのではなく、アメリカに役に立つと私が確信している考えを友人に伝えるためです。今日は何度も「ここ一番!」を持ち出しましたが、ワシントンDCで私が感じたことを「ここ一番!」の読者(内容によっては一部に限られるかも知れない)に率直にお伝えするつもりです。週末頃に「時事直言」の読者には「ワシントン情報」をお送りします。

「ここ一番!」についてのお問合せは、株式会社増田俊男事務所(03-3591-8111)まで


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