「小冊子」(Vol.31)について
昨夜原稿を書き上げ本日印刷に回すことになりました。
今日までの「歴史の終わり」を証明する3つの事件、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ、2008年9月15日のリーマン・ブラザーズ破綻と2011年3月11日の東日本大震災について述べました。
1542年スペイン艦隊が海洋交易国家グラナダを落としてから今日までの世界の歴史は西洋が海洋に新天地を求めて成長を続けた時代、つまり「海の時代」でした。それが今世紀から世界は「海の時代」を終えて「陸の時代」になろうとしている。「陸の時代」とは何か、そして陸の時代の政治、経済戦略は?
今日のヨーロッパ財政危機がアメリカの「陸の時代」の戦略だとしたなら、アメリカがヨーロッパというかつてドルにとって世界最大の市場を何の抵抗もなくEU(ヨーロッパ連合)に明け渡した理由が分かる。そこには1999年来のドイツとアメリカの野心があった。
中国等新興国は絶対に先進国になれない理由を解説した。
新興国、途上国の運命は?
最早成長のための「小さい政府」と「グローバリゼーション」の必然性が無くなり、これからは「大きい政府」。
橋下氏の「大阪都構想」は今までの潮流(小さい政府)に反した「大きい政府」。
橋下氏の口から「独裁」などの言葉が漏れるのは新しい時代の潮流に乗っている証拠。
日本が「陸の王者」になるにはどうしたらいいか。
狙うは「ロシア」!
などなど、、すでに新ルールで動き始めた世界を明確に書き下ろしました。
今日から明日への教則本、「小冊子」(Vol.31)にご期待下さい。
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