第733号(2012年05月31日号)

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日本は世界最大の「改正保留国」

先ずは参議院の廃止

立法を非能率化している最大の原因は全く不要な参議院の存在です。
同じ法案を何故衆議院と参議院で審議する必要があるのでしょうか。
衆議院は男性のみ、参議院は女性だけと言うなら分かりますが、特に違いの無い両院で同じ法案の審議は不要です。参議院は「良識の場」などと言われますが、与野党には良識のある人と無い人がいるとでも言うのでしょうか。どうしても国会に良識の場が必要なら、参議院議員の立候補者は「良識の国家試験」の合格者だけとし、また有権者も参議院議員の投票資格試験の合格者のみにしたらいいのではないですか。しかしそんなことは出来ない相談ですから、参議院は廃止するしかないと思います。
やはり国会は一院制にすべきでしょう。本当は衆議院議員の立候補者も有権者も資格試験を義務付けるべきだと思いますが、まあ、無理でしょうね。
このままでは国会の機能と質は下がるばかりでしょう。

首相公選

首相は公選にして任期を4年から5年にすべきでしょう。
与党が変わっても首相は変わらない、言わばアメリカの大統領並みの強大な権限を与えるべきです。毎年首相が変わるようでは他国から相手にされなくなります。実は5月28日の日本経済新聞に出ていたのですが、IMF(国際通貨基金)が169カ国のデータをもとに不安定な政治が経済に与える悪影響を調べた結果がありました。それによると、なんと日本のように毎年一度ならず二度も首相が変わるような国ではGDP(国内総生産)が2%も下がるそうです。日本の政治が安定すれば日本にはまだ2%の潜在成長率があることになります。
日本の首相がアメリカの大統領並みになったら日本の国際的評価は上がり日本は名実ともにアジアの大国になるばかりか景気も良くなるでしょう。
小泉政権は5年以上続き、景気は「いざなぎ景気」を超すほどでした。

憲法第9条

日本最大の癌は憲法第9条です。
政治最大の使命は国家と国民の安全です。
現在日本の安全は片務条約(アメリカは日本の安全を守るが日本は守れない)である日米安保に頼っています。つまり日本の対外的国民の生命・財産はアメリカに依存しているのです。鳩山由紀夫氏のように「日本はアメリカの属国」という言い方もあるでしょう。
自衛隊は憲法第9条の「専守防衛」の原則に縛られて軍事力を持っていながら日本が敵国から攻撃を受けるまで使えません。その為日本の国境周辺の資源は潜在的に相手国の資源になろうとしています。

第二次大戦の敵国

日本は第二次大戦終戦後まだロシア、北朝鮮と平和条約を結んでいません。
従って国連憲章の「敵国条項」の適用を受けロシアや北朝鮮が日本は危険であると判断すれば国連安保理の承認なしに日本に対し先制攻撃をすることが認められています。では何故日本は今までロシアとの平和条約を拒み続けてきたのでしょうか。答えは「小冊子」(Vol.36)をご参照ください。
日本には改正しなくてならないことが他にもたくさんあります。
それは将来へ余裕を残していることで、日本は世界の最有望国と考えることも出来ます。


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