第764号(2012年09月24日号)

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「時代をリードする力」をどうぞ!

私は本誌や今までの「小冊子」や実践経済セミナーを通じて「新しい時代の考え方に頭を切り変えなくてはならない」と繰り返し述べてきた。
「下山の哲学」という私の造語を発表したのも皆様の関心を惹く為であった。
「小冊子」(Vol.38)で「戦後日本の大総括」を述べたので、今回は予定していた内容に加えて「戦後世界の大総括」にしたいと思っている。
戦後の各国の現象を総て分析することは出来ないと言うか、あまり意味が無いので戦後の世界を主導し、今なお挑戦を続けているアメリカを中心に、「起こるべくして起きた」政治と経済の経緯を述べ、冷戦期終盤から2001年のセプテンバー・イレブンまでの普遍的価値(誰でも正しいと思い、受け入れ、共感出来る考え方)について述べると共に、最早通用しなくなった今までの価値観に代わって現れてきた新しい「思想」(価値観)について述べる。
政治も経済も、実は意識的または無意識の内にその時代を象徴する思想や哲学に大なり小なり従っている。私は哲学者も思想家も決して創造的だとは思っていない。時代に合った考えを世に出す思想家は時代の良き観察者なのである。
政治家も事業家も思想家がその時代の姿を簡単明瞭に現すから感動し、時代を認識するのである。
戦後私が関心を持ち、かつ欧米先進国の思想に大きな影響を与えた思想家は「文明の衝突」を書いたサミュエル・ハンティントン、「歴史の終わり」のフランシス・フクヤマ、「大国政治の悲劇」のジョン・ミアシャイマーである。
それぞれの本の内容の紹介は紙面の都合で出来ないが、フクヤマの思想はベルリンの壁の崩壊(1989年11月)で正当性が認められ、ハンティントンの思想は2001年以降ブッシュ政権のアフガン、2003年のイラク攻撃にキリスト教対イスラム教の意識があったなら認められる。またミアシャイマーの思想はこれから米中の政治衝突は避けられないから正当であったことになる。
しかしこれらの思想は今日までの思想であって、これからの時代の鏡には成り得ない。
これから私が明かす「下山の哲学」は、いまだ世界の如何なる思想家も哲学者も気が付いていない、また見えていない思想であり、今後の世界の政治家と経済指導者が無意識の内に従うことになる思想である。
上記の偉大な思想家の思考の根底に、自由、個人主義、協調の思想が「普遍的価値観」として組み込まれているが、最早新しい時代の価値観でなない。
だから、サミュエル・ハンティントンもフランシス・フクヤマもジョン・ミアシャイマーも終わった歴史の思想家である。
これから新しい時代を迎えるにあたって、過去の時代はこれから起きる戦争と株価暴落によって清算される。
新しい時代の新しい思想(モノの考え方、捉え方)を知らねばならない。
今回の「小冊子」(Vol.39)を読む者は、誰よりも早く新しい時代に一歩を踏み出すことになる。


「一日も早く頭を切り替えて下さい」!


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