第775(2012年11月1日号)

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FRB(連邦準備制度理事会)の謎

アメリカのFRBは日本の日銀のように中央銀行として機能を持つが、日銀同様政府機関ではない。(日銀もジャスダック上場銀行である)
FRBはQE1(第一次金融緩和)から9月14日のQE3まで約220兆円(QE3のMBS=住宅ローン債権担保証券の毎月400億ドルの買い取りの1カ月分だけ加算)の緩和を実行したためアメリカの金融資産は2008年から約1.5倍から2倍に増大した。9月26日米商務省はアメリカ経済第3四半期の年率GDP(国内総生産)の伸びが前期の年率1.3%から2.0%に上昇したと発表した。
企業はリストラ中でレイオフを続けている。余裕資金は十分保有しているものの設備投資は控えている。こうした状況下で成長が2%に急上昇するのは不自然である。真相はオバマ政権が、第2四半期まで控えていた公共投資と防衛予算を第3四半期に集中支出した結果であったことが判明した。公共投資を年平均にならせば第3四半期の成長は1.1‐1.3%が妥当であり、インフレを加味すればゼロ成長である。実体経済がゼロ成長で、財政赤字が$1,300兆ドルを優に超え、経常収支は恒常的赤字で、税収は落ち続けている時、連続的金融緩和で金融資産だけを150%も膨張させ、ドルを刷っては米国債を買い続けるバーナンキFRB議長の真意は今や全世界の「謎」。


その謎を今回の「小冊子」(Vol.40)で「なーるほど!」と誰にでも分かるように説明した。「へぇー、国って買うことも出来るんだ!」、「頭のいい人にはかなわないね」、「じゃ、我々も、、、、しなくっちゃ」となり、多分生まれ変わったような気分になるでしょう。


先ずは1910年11月22日誰がFRB構想を打ち出したのか、そしてそのFRB法案をどんな陰謀で1913年12月23日議会決議し大統領承認を勝ち得たか。
「泣く子も黙るFRBは誰のもので、誰の為に何をするのか」が100%理解出来る。
世界の謎が解けると、誰も理解できないことが理解出来るようになる。
欧州の債務危機でも問題国の救援策の狙いは本当に救援なのか?
ギリシャをユーロ体制から追い出すようなことは絶対にさせないと言うのは何のためか?
一つ大きな謎が解けると、次々と綺麗事の裏が見えてくる。
今回の「小冊子」は出来るだけ簡潔に徹したので、実に楽しく、しかもドキドキしながら読んでいただけると思う。乞う、ご期待。



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