今パリです。
2月17‐18日スイスのチューリッヒで開かれる重要な会議に招待されているので事前に「仲間内」で準備をするためパリに来ました。仲間とは、本誌で以前述べたUKの大手オフショア・ファンドのオーナーS氏、2010年8月のモナコ貴族会議以来親しい仲になった(アンチ・ロスチャイルドの)欧州貴族代表とモナコ会議の決議に従って金(2011年9月まで)とユーロ(現在まで)を買い続けているC銀行(スイス)のファンド・マネージャーと私。
18日夕刻から会議の参加者がご婦人同伴で集う夕食会がある。丁度前回パリに来た時15年以上お世話になっているテイラー(F氏)にタキシードを注文していたので夕食会までに間に合わせてくれるよう頼んだら、出来上がっているので試着してみてくれと言うので店に行って着てみると約2か月間で私の腹部が2センチ伸びていたことが分かりスイスに発つ15日までに調整してくれることになった。どんな夕食会かと聞かれたのでH家など二、三の名門の名を言うと中に彼が注文を受けたことがある人物がいることが分かった。ぜひよろしく伝えてほしいと言い名刺を渡してくれるよう頼まれた。テイラー(F氏)は皆様と同じ本誌(英語版)の愛読者で今度の会議の模様をまた読ませてほしいと言うので「もちろん」と言うと、Mr. Masudaは日本の読者から金銭的サポートを受けていて感謝していると書いていたのを読んだことがあると言うので、こうして高価なタキシードが注文出来るのもすべて日本の読者のおかげだと説明した。すると「このタキシードは私からの協賛と思って受け取ってくれないか」と言う。私が、That’s too much、日本では最低額は3,000円で約20ユーロだ、このタキシード代は5,000ユーロだから日本円で約70万円になる。とてもそんな金額を受け取ることは出来ない、気持ちは十分頂いて代金は払わしてほしいと言うと、「自分は10年間何の協賛もしないで読ませていただいている。本当に私のビジネスにも大変役に立っている。だから10年分と思って受け取ってくれ。また私の自信作を、ああした一流の人たちに見てもらいたいのだ」と言ってどうしても引きそうもないので感謝していただくことにした。彼は仮縫いの時メジャーを使わずすべて手で触れながら生地に印をつける。一度彼の背広を着たら銀座のどんな一流の仕立でもどこか満足できなかったことが分かっている。パーティーでダンスをすることがあればいかに彼の腕が良いかが分かる。来るべき夕食パーティーの楽しみがまた一つ増えた。協賛者の皆様に贈るCDの発送を会議終了(18日)まで保留して「チューリッヒ特別レポート」を付録として一緒にお送りします。金とエネルギーの先行きがはっきりします。
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