第923号(2014年7月31日号)

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下記は「緊急レポート」の最後の部分です。日本が「世界の天皇」になるためには憲法第9条を改正することが条件になる事が分かるはずです。

日本人の誇りここにあり!

日本は他に例を見ない万世一系の天皇を戴く単一民族国家である。日本は民族的また伝統的に「由緒ある家柄」と言うべき国家なのである。先に述べたように戦後の日本は体(Body)も精神(Spirit)もアメリカに売ってしまったのも同然。元の日本、本来の日本を取り戻すにはどうしたらいいのだろうか。前述の通り、歴史的に見て平和とは戦争と次の戦争の準備期間であり、また平和とは敵と味方の戦力均衡「状態」である。憲法の主文で言う日本の指針「平和を希求する」とは一体どういうことなのか。国民と国家が求めるものは「豊かな国民」と「安全な国家」であり、「世界から尊敬される国民であり国家」でなくてはならない。「豊かな国民」とは物質的、精神的に豊かな国民のことであり、物質的に豊かな国民とは国民所得が増え続ける経済を維持することであり、精神的に豊かな国民とは道徳の高い国民である。物質的に豊かにならなければ貧しい人や国を救うことが出来ない。また徳が高ければ世界から尊敬される。
世界経済が基軸通貨の自由裁量権を持つFRBに搾取され続けている今日、そして今や経済と軍事力でアメリカを凌駕する中国が基軸通貨の特権をアメリカから奪うための冷戦を展開している最中で日本は一体どうしたらいいのだろうか。
アメリカの国益のために押し付けられた「座して死を待つ憲法第9条」の平和憲法を破棄して自主憲法を制定し、自らを守る強い軍事力を持たねばならない。日本がなすべきことは強力な軍事力を持った上で日米安保を破棄してアメリカとの不可侵条約に切り替え、日本国土から米軍を撤退させることを条件に中国と不可侵条約を結ぶ。ロシアとは平和条約と不可侵条約、韓国、北朝鮮とも不可侵条約を結び、世界のすべての国と不可侵条約を締結することである。一定の国と安全保障条約を結んだり、一定の軍事同盟に属することは他の国または同盟と敵対関係になる。日本は世界で唯一いかなる国とも敵対関係をもってはならない。日本は平和と言う状態を祈りながら待つのではなく世界に十分脅威を与えるに足る軍事力を持ちながら自主的かつ積極的に平和を創造しなくてはならない。米中が冷戦を繰り広げる中にあって両国と不可侵条約を結べば否が応でも日本は米中の要になる。米中だけでなく日本は世界が争いを続ける中で常に敵味方の要になり続けなくてはならない。それは日本が「世界の天皇」になる事に他ならない。日本が武力を捨てるのは日本が世界の天皇になってからでも遅くはない。今日本は彷徨っている場合ではない。天皇を戴く日本が目指すは「世界の天皇」であることをしっかりと心に刻み込まねばならない。


補足
存在せず、単なる状態であって希求することに意味のなかったはずの平和を何故日本は創造出来るのか。
競争と戦争関係の世界では平和は戦争の一部だが、争わず、正邪を飲む古代からの日本の文化には平和は存在する。敵も味方もなく存在をすべて包み込む精神文化の日本だけに平和が存在し、日本だけが競争の世界に平和を創造出来るのである。



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