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1138号(2017年1月16日号) 国会議員号 | |||||
オバマがトランプに贈る二大ギフト オバマ大統領の就任中の悩みの種は、米軍需産業需要拡大のためにCIA中心の諜報機関と軍部(ペンタゴン)が結託してテロ(IS等)を撲滅すると言いながら実は支援し、中東や欧州に不当、不要な内乱や戦争を起こし、これを正当化する為にCNN等主要メディアが喧伝する軍産複合体体制にどうしても終止符を打てないことであった。 CIAは支援しているシリア反政府テロリストに化学兵器を使わせ、アサド大統領(シリア)に濡れ衣を着せ、血みどろの幼児の悲惨な映像をCNNが四六時中世界に流しオバマ大統領に米軍出動を迫ったがCIAの手口を知る大統領は動かなかった。 CIAは大統領選挙中ロシアが民主党選挙事務所本部と幹部のハッキングでトランプ候補を有利にしたという証拠をオバマ大統領に突き付けて大統領に対ロ制裁を促すと何と今度はCIAの偽情報と知りながら、大統領はロシア大使館職員35名とロシア企業二社の業務停止命令を出した。 トランプ次期大統領はプーチン大統領と中東問題解決での協調路線を打ち出しているのだからオバマ大統領の対ロ制裁はCIAの対トランプ嫌がらせに乗ったことになるが実はトランプ次期大統領へのオバマ大統領第一のギフトである。 1月12日アメリカ軍地上部隊兵士3,500名と装甲車、戦車等80台以上がポーランドに到着、同国軍主催の歓迎式典が開かれた。 米地上部隊は2月ポーランドからバルト三国、ルーマニア、ブルガリア等ロシア国境に移動して軍事訓練を行うことが決まった。 イラク戦争もそうであったが、敵国の国境で軍事訓練をすることは戦闘開始に繋がるのが歴史の教えるところ。 第二次大戦以後米ソ冷戦時代が続いたが米ソが直接戦火を交えることはなかったのだから、今回の米軍の行動は異例である。 当然プーチンは宣戦布告にも値するアメリカの対ロ挑発だと非難声明を出した。 明らかにトランプに潰される前の軍産複合体の最後のあがきと言ってもいい。 これがオバマ大統領の対トランプ第二のギフトである。 ロシアのハッキングの証拠は、対ロ敵視政策堅持、推進の為にCIAがねつ造したもので、ロシアの濡れ衣は明白である。(民主党選挙事務所のPCにCIAもFBIも直接触れておらず、下請け民間調査会社が証拠を提出している:後の責任逃れの為) トランプにとって、オバマ大統領のギフトの有無は軍産複合体のメインストリーム(主流派)の追い出しに大きく影響する。 「お前たちのねつ造情報で米ロ戦争になりかねないところまでオバマ大統領を追い込んだのだぞ。お前ら責任をどうとるつもりなのだ」! (ロシアのハッキングねつ造証明だけでは弱い) というわけでトランプ大統領は「オバマよ、ありがとう」と言うことになる。 ★先行受付開始! 『トランプの運命・日本の運命やいかに?!』(Vol.86) お申込み、詳細はこちらをご覧下さい。 |
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