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1139号(2017年1月18日号) | |||||
「小冊子」Vol.86現在執筆中 下記はVol.86の「はじめに」の全文である。 はじめに 明確になった世界の潮流 一体何が世界の潮流を創り、又変えるのだろうか。 人間は生きものである限り食べねばならぬ。 だから人間は食を支える経済なしには生きて行けない。 人間は国家(社会)、すなわち政治なしには生きられない。 それは、人間は川面のか弱い一本の葦に過ぎないが葦の社会(国家)の一本(国民)だから何時までも存在出来るばかりか万物の霊長でさえある。 「衣食足って礼節を知る」だから生命の危機に際しては文化より衣食が先で政治・経済が優先する。 世界の潮流を考える時、政治と経済の優先度が重要である。 食が足りている時は食を奪う必要がないので政治は経済の為の政治となる。 食が不足すると食を奪わねばならなくなり政治に経済が従うことになる。 20世紀までが前者であり21世紀は後者の時代である。 2016年6月23日の英国のBrexit(EU離脱)も同年11月8日のトランプの米大統領選勝利も21世紀の潮流を表すシンボル的出来事(イベント)である。 前者は欧州共同体という国際協調からの離脱であり、英国の自立であり、英国の自己利益追求への帰着である。 後者はトランプが繰り返し叫んでいるように、NAFTA(北米自由貿易協定)、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)などの自由貿易制度否定であり、アメリカ利益第一主義の復活である。 経済優先は自由貿易であり、国際協調であり、グローバル主義である。 政治優先は保護貿易であり、利己主義であり、一国主義である。 経済優先時の国家利益は自由市場から得られ、政治優先時の国家利益は戦争に求められる。 こうした避けがたい政治・経済の宿命をベースに2017年からの世界が動く。 そしてそれは蟻のように地球の地表を這い回る我々人間の運命でもある。 運命のなすがままに座して死を待つか、それとも己の運命を切り開くか、それはあなた次第である。 本書は限られた読者の皆様の心身に独立・自尊の生命力を吹き込もうとする私増田の「世紀の挑戦」でもある、、、で始まる。 アメリカを支配する軍産複合体の主導権交代で世界秩序が大きく変わる中で意図せず日本が浮上する。 世界のトレンドを掴み、又とないチャンスを生かしてもらいたい。 ★好評先行受付中! 『どうなる、どうする2017年?!』(Vol.86) お申込み、詳細はこちらをご覧下さい。 |
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